韓国は三方を海に囲まれ

韓国は三方を海に囲まれ、黒潮と、大陸沿岸系水が潮目を作る南海(ナンへ=東シナ海)や黄海、対馬海流とリマン海流がぶつかりあう東海(トンへ=日本海)など、豊かな漁場に恵まれています。

産地

海からもたらされる豊かな水産資源は日本にも輸出され、日本の皆様の食卓を彩っています。

韓国から日本に輸出される主な魚介類は、蝦夷アワビ、ヒラメ、マグロ、カジキ、スルメイカ、ズワイガニ、アジ、鱈、サバ、金目鯛、ブリ、サワラ、フグ、牡蠣、赤貝、ムール貝、ウニなど、さまざまです。

このほか、おなじみの韓国海苔など、海藻類も多く輸出されています。

 

養殖に目を向けると、韓国南部・全羅南道(チョルラナムド)にある莞島(ワンド)は、世界初のASC認証蝦夷アワビの生産地として脚光を浴びています。済州島は、天然物にひけを取らない味わいの「サボテンヒラメ」の生産地です。

 

慶尚南道(キョンサンナムド)にあるトンヨン(統営)は、高品質なカキの養殖で知られています。